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【PMP資格】プロジェクトマネジメント研修35時間の稼ぎ方 | 英文例

【PMP資格】プロジェクトマネジメント教育 | 要件と申請記入例 PMP試験

PMPの受験を思い立った方にとっての大きな障壁となるのは以下ではないでしょうか。

プロジェクトマネジメントの実務経験と受講したプロジェクトマネジメント研修について、申請フォームに英語で記入しなければならない


この記事ではそんな悩みを解決します。

  • プロジェクトマネジメント教育の申請内容を申請フォームに沿って解説します(英文記入例あり)。
  • また、プロジェクトマネジメント教育の要件について整理し、プロジェクトマネジメント教育時間の稼ぎ方についてもご紹介します

プロジェクトマネジメントの実務経験の書き方、申請記入例については以下の記事をご参考下さい。

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■PMP受験資格の要件

PMP 受験資格を取得するにはプロジェクトマネジメント教育の要件を満たす必要があります。

プロジェクトマネジメント教育の要件

  • プロジェクトマネジメントに関する研修を35時間以上受講すること

【PMP】受験資格の要件

(PMP試験内容の概要)

上記のプロジェクトマネジメント教育に加え、プロジェクトマネジメント実務経験の要件を満たす必要がありますが、プロジェクトマネジメント実務経験についてはこちらの記事をご参照ください。

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■プロジェクトマネジメント教育の要件

ではプロジェクトマネジメント教育の要件について詳しく見ていきましょう。

教育時間

コンタクトアワーで35時間以上必要

コンタクトアワーという聞きなれない言葉が出てきましたが、要するに教育時間のことです。プロジェクトマネジメント講座や授業1時間がコンタクトアワー1時間に相当します。

【例】 1時間半の授業
    =1.5コンタクトアワー

なお、コンタクトアワーに含めるためには講座などの受講が完了している必要があります。

教育時期

教育時期は指定がありません。

つまり、受講した講座であれば、いくらでも過去に遡ってコンタクトアワーとして計上することが可能です。
むしろ、教育を受けた時期にかかわらず全ての受講時間を記録することが求められています。

ただし監査に選定された場合、受講したことを証明する必要があるので証明が可能なものに絞っておいた方が良いでしょう(監査については後述します)。

教育内容

コンタクトアワーに含めることができる教育の内容は以下に関する場合です。
なお、講座の一部のみがプロジェクトマネジメントを扱っている場合は、プロジェクトマネジメント教育の時間のみが対象となります

  • プロジェクトの品質
  • プロジェクトのスコープ
  • プロジェクトのスケジュール
  • プロジェクトの予算
  • プロジェクトのコミュニケーション
  • プロジェクトのリスク
  • プロジェクトのコスト
  • プロジェクトの資源
  • プロジェクトのステークホルダー
  • プロジェクト統合マネジメント


教育機関

以下のいずれか(複数OK)の教育機関が提供するコース、ワークショップ、トレーニングセッションを修了する必要があります。

  • ご自身が所属する企業
  • トレーニング企業
  • トレーニングスクール(オンライン含む)
  • 大学、専門学校
  • PMI主催の教育

自主学習(読書、コース修了アセスメントを含まない教育ビデオの視聴など)は、対象外です。

監査

PMIはPMP試験の申請者の一部に対して申請内容の監査を行っています
どのような基準で監査対象に選定されるのかは公表されていませんが、監査に選ばれた場合には、適切なエビデンス(補足書類)の提出が求められます

【補足書類】

  • 卒業証書
  • 申請者のプロジェクトマネジメント実務経験を保証できるプロジェクトのスーパーバイザーやマネージャーによる署名
  • 申請者がプロジェクトマネジメント教育を受けたことを保証するための教育機関発行の認定書

著者は運よく監査には選ばれませんでしたが、エビデンスの収集にはなかなか手間がかかりそうです。

【PMP】監査プロセス

(PIM認証ハンドブック)

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■プロジェクトマネジメント教育の棚卸し

プロジェクトマネジメント講座の受講を考える前に、まずご自身が過去にプロジェクトマネジメントに関する教育を受けてきていないか思い出して棚卸ししてみましょう

高いコスト・時間を費やすことになるわけですから、過去の自分から少しでもコンタクトアワーを稼げるのであればそれにこしたことはないはずです。

前述の要件を踏まえた上で、ご自身のプロジェクトマネジメント教育経験を棚卸ししてみましょう。

著者が教育の整理に使ったExcelファイルをアップしておきますので、宜しければお使いください(無料)。
非常にシンプルなシートですが問題なく効率的に整理できると思います(記入例付き)。

プロジェクトマネジメント教育の棚卸し用Excelシート


■プロジェクトマネジメント講座の受講

棚卸しでコンタクトアワーを稼いだ後、足りないコンタクトアワー分をプロジェクトマネジメント講座の受講で埋めていきます。

まず、所属する企業の教育研修が無料であったり、割安であることが多いのでそちらを受講することで費用を抑えられます

所属する企業で適当な講座がないという場合や足りない場合にはスクール等、有料講座を検討しましょう。

【udemy】Project Management Professional (PMP)®個のコース icon


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【udemy】PMP (Project Management Professional) 試験模擬問題集 全360問(2回分) icon

■申請と英訳

英訳はgoogle翻訳を使えば簡単にできます。

余談ですが、著者は英作文の勉強を兼ねてgoogle翻訳は使っていません。これ機に英語を勉強し直したい方はこちらの記事もご参照ください。


申請項目

申請項目は以下になります。タイトル(講座名)や教育機関等、簡単な項目です。
教育内容を記述する必要はないので難しいことはありません。全ての教育についてひとつひとつ記述していきます。

  • Title:講座名称など
  • Institution:教育機関名
  • Date Started:教育開始日
  • Date Ended:教育終了日
  • Hours:教育時間

申請フォーム

PMIの申請フォームは以下のようになっています。

【PMP】申請フォーム・記入例

記入例

以下に記入例を示します。ご参考下さい。

Title
・Project Management Training Course
・Introduction to Quality Assurance
・Requirements management (practice course)
・PMP mock exam course

Institution
・○○ Information Service Industry Association
・○○ Corporation
・○○ Seminar

Date Started:選択式(プルダウン)
Date Ended:選択式(プルダウン)
Hours:時間を入力

■PM教育棚卸し用エクセルシート

(再掲)著者がプロジェクトマネジメント教育の整理に使ったExcelファイルをアップしておきますので、宜しければお使いください(無料)。
非常にシンプルなシートですが問題なく効率的に整理できると思います(記入例付き)。

【プロジェクトマネジメント教育の棚卸し用Excelシート】

■まとめ

プロジェクトマネジメント実務経験の書き方のポイントをまとめておきます。

  • プロジェクトマネジメント教育の要件に合致していること
    ・コンタクトアワーで35時間以上必要
    講座の一部のみがプロジェクトマネジメントを扱っている場合は、プロジェクトマネジメント教育の時間のみが対象
    自主学習(読書、コース修了アセスメントを含まない教育ビデオの視聴など)は、対象外
  • 過去に受けたプロジェクトマネジメント教育研修の棚卸しをする
  • ご自身が所属する企業の研修を活用する
  • これを機に英語の学び直しも

最後まで読んでいただきありがとうございます。PMPは著者が取得してきた資格の中で仕事上最も役に立つ資格のひとつです。少しでも皆さまのお役に立てたなら幸いです。

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